胃カメラ検査で診断できる病気
鼻から内視鏡で声帯や咽頭、食道内の状態を検査することで、声帯・咽頭ポリープや声帯結節、食道狭窄症や食道逆流症といった異常を発見できる可能性が高まります。さらには、胃カメラを挿入した状態で、食道機能が通常であるか、嚥下時に食物がどのように送り込まれているかといった機能面での評価も行えます。その結果、嚥下障害の原因の特定にも繋がることがございます。
咽喉頭・食道の病気
- 咽頭がん
- 逆流性食道炎 (非びらん性胃食道逆流症も含む)
- 食道ポリープ
- 食道静脈瘤
- 食道粘膜下腫瘍
- 食道アカラシア
- 喉頭がん
- 食道がん
- 食道裂孔ヘルニア
- マロリーワイス症候群
- 食道カンジタ症
- 食道乳頭腫
胃・十二指腸の病気
- 急性胃炎
- 胃潰瘍
- 萎縮性胃炎
- 胃ポリープ
- 胃粘膜下腫瘍 (GISTを含む)
- 胃アニサキス症
- 十二指腸潰瘍
- 慢性胃炎
- ヘリコバクター・ピロリ菌感染症
- 胃がん
- 機能性胃腸炎
- 術後胃 (残胃炎も含む)
飲食の制限
前日の食事は、21時までにお済ませください。また、検査前日はアルコールの摂取はお控えください。詳しくは医師の指示に従ってください。
薬物の調整
服用されているお薬によっては、服用を制限・中止する場合がございます。日常的にお薬を服用されている方は、事前にご相談ください。
アレルギーの確認
経鼻内視鏡検査に使用される薬剤や材料に対するアレルギーの有無を確認するために、医師に報告する必要があります。
運転を避ける
検査後は麻酔や鎮静剤の使用により一時的な影響がある場合があります。検査当日は運転を避け、付き添いの人を確保することが重要です。
事前に検査内容の確認をする
検査の目的や手順、リスクや合併症に関する疑問や質問がある場合は、検査前に医師に確認しましょう。 これらの注意事項を遵守することで、経鼻内視鏡検査の効果的かつ安全な実施が可能となります。医師や医療スタッフの指示に従い、検査の準備を正確に行いましょう。
胃カメラ検査費用
1割負担の方 | 3割負担の方 | |
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胃カメラ検査のみ | 約1,500円 | 約4,500円 |
胃カメラ検査+病理組織検査 | 約3,000円 | 約9,000円 |