ばんのクリニック

消化器内科は愛知県、名古屋市天白区のばんのクリニック | 高血圧について

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高血圧について

高血圧とは

血液が通常よりも高い圧力で循環している状態を高血圧といいます。収縮期血圧と拡張期血圧の数値により高血圧か判断され、一般的には最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合に高血圧とされます。長期間にわたって高血圧が続くと、心臓や脳、腎臓や血管などの重要な臓器にダメージを与え、心血管疾患や腎臓疾患といった合併症を引き起こす可能性があります。

なぜ高血圧がいけないのか

血圧が高い状態が続くと、血管や心臓をはじめとした複数の臓器に負担が掛かり、心不全や脳卒中・心筋梗塞といった重大な疾患を引き起こす可能性が高まります。また、高血圧の患者様にとって無視できない臓器が腎臓です。高血圧の方の3割は腎障害を引き起こしているといわれているため、これら合併症の発症確率を下げる意味合いでも、血圧を正しい数値まで下げることが重要です。

自分でできるケア

運動療法

食事療法

運動療法

血圧を正常値まで戻し、心臓血管系の健康状態を良くするために、運動は推奨される治療法のひとつです。ウォーキングやジョギングといった有酸素運動から、ウエイトトレーニングや体幹トレーニングなどの筋力トレーニング、ヨガやピラティスをはじめとしたストレッチまで、豊富な選択肢がございます。医師の指導のもと、患者様のライフスタイルに適した正しい運動習慣を身に付けませんか。

食事療法

高血圧の管理には塩分を控えた食事習慣が重要です。高塩分の食事は血圧を上昇させる可能性がございますので、塩分を制限することで血圧の安定化を目指します。加工食品や保存食品、缶詰食品やスナック菓子などは、一般的に多くの塩分が含まれているため、基本的には自炊で塩分量を控えた食事づくりに取り組みます。体内水分量が不足すると血圧が上昇するため、積極的に水分を補給します。

高血圧の治療

患者様の血圧の数値や合併症の有無により、治療方針は一人ひとり異なります。健康的な食習慣と適度な運動習慣を基本的な治療方針とし、併せてお薬の服用や検査によるモニタリングを受け、血圧の数値を適宜確認します。さらには、大きなストレスを抱えていると血圧の上昇に繋がります。暴飲暴食やアルコールの過度な飲酒を引き起こす恐れもあるため、ストレス管理法もお教えいたします。

血圧管理の目安

ご自身だけで判断せず、
必ず主治医とご相談ください!

血圧の指標は、体格や年齢、合併症の有無などによって異なりますが、一般的には最高血圧135mmHg、最低血圧85mmHg未満に抑えることを目標とします。これら数値の実現を可能とするのが、正しい生活習慣です。適度な運動と塩分・アルコールを控えた食習慣が、健康的な身体づくりに繋がります。
医師の指示のもと、内服を通じて血圧を下げていく治療法もございます。

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